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　10月のカレンダーを眺めて、10月に祝祭日がないことを気付かれた方も多いと思います。
　「体育の日」として親しまれていた10月の祝日は何処へ行ってしまったのでしょうか？

　「体育の日」は、1964年10月10日に日本で初めてとなる五輪大会「東京オリンピック」の開会式が行われ、これを記念して1966年より国民の祝日に関する法律に基づき10月10日に制定されました。
　その後、2000年からハッピーマンデー制度の導入に伴い、10月の第2月曜日へ変更されました。

　2018年6月20日に交付された国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律において、「スポーツ」は「体育」より広い意味を持ち、自発的に楽しむことを含意するという理由により、2020年から「スポーツの日」として改められました。

　2020年に東京オリンピック、パラリンピックが開催される予定であったため、「スポーツの日」は今年に限り7月24日へ移動になりましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により延期されたことで、2021年も7月23日へ変更の予定となっています。

　秋は暑すぎず、寒すぎない気候からスポーツに適した季節です。
　新型コロナウイルス感染症対策と向き合う中で、身体的及び精神的な健康を維持するためにも、スポーツの秋を楽しんでみてはいかがでしょうか？