2021-05-27
訪問看護における言語聴覚士の現状
言語聴覚士の竹川です。
ジメジメとした梅雨の季節に入りました。雨の日の外出は億劫になりますね。
私が所属している訪問看護ステーションは在宅や施設への訪問業務ですので、雨の日の移動は普段より気を使います。
鹿児島は平年より19日早く、1951年に記録を取り始めてから2番目に早い梅雨入りだそうです。梅雨明けも早いものであって欲しいと願うところです。
訪問での話になりますが、「訪問看護のST(言語聴覚士 以下ST)さんって珍しいですね。」とよく言われることがあります。
確かに病院勤務が多く、訪問リハビリ等も増えてはいますが、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)はいるけどSTはいないという所が多いような気がします。
そこで、鹿児島市の訪問看護ステーションにSTがどの位いるのか気になり調べてみました。
ハートページ2020年・鹿児島市版によると、多少の誤差はあるかと思いますが、鹿児島市には89の訪問看護ステーションがあり、8事業所に12人のSTが在籍しているようです。
実際に調べてみると、訪問看護ステーションの中でSTは1割にも満たないことが分かりました。珍しいと言われるのは間違っていないようです。
まだまだ、訪問看護でのSTの認知度は低いようなのでアピールしていかねばと思うところであります。
改めまして少ない選択肢の中から、当事業所、STをご利用されているご縁を大切にしながら、日常生活で出来る限りのサポートをさせて頂く所存です。
これから先のご縁も楽しみに日々精進していきたいと思います。