2020-11-05
ボジョレーヌーヴォー解禁間近(赤ワインの効能とは?)
ボジョレーヌーヴォーは、毎年11月の第三木曜日と定められています。そのため、2020年の解禁日は11月19日となります。
ワイン好きの方には解禁が待ちきれないかと思います。そこで、赤ワインの効能について調べてみました。
赤ワインには以下のような効能があるとされています。
・動脈硬化の予防になる
動脈硬化の原因となるのは悪玉コレステロールが酸化することにあります。
赤ワインに含まれるポリフェノールの一種であるアントシアニンには、抗酸化作用があるので悪玉コレステロールの酸化を防げるといいます。
また、ポリフェノールの含有量は若いワインよりも熟成させたもののほうが多いことが分かっています。
・認知症の予防になる
ポリフェノールの一種であるレスベラトロールは、記憶力が回復したり、認知症やアルツハイマー病などのリスクを下げたりするという効果があると言われています。
ボルドー大学中央病院の報告によると、1日3~4杯ワインを飲んでいる方の認知症やアルツハイマー病の罹患率、死亡率が最も低いという相関関係が発見されています。
・血圧を下げる
高血圧の最大の原因は塩分の摂り過ぎにあります。
赤ワインに豊富に含まれるカリウムには、塩分を排出してくれる効果があり、体内の塩分が減り血圧を下げる効果が期待できます。
以下のように、赤ワインには多くの健康効果が期待されています。
ただし、健康に良いからといって飲み過ぎてしまうと逆効果になっています。
厚生労働省「アルコール」によると死亡率が最も低いのが、1日平均純アルコール約20gの摂取をしている方だといいます。ワインなら1日に約1杯半が適切な飲酒量ということになります。
認知症に効果があるとされているのは1日に3~4杯程度であり、この中間あたりの2~3杯を目安にすると良いかもしれません。
赤ワインを適度に飲んで、楽しく健康的な生活を過ごしていきましょう。