2021-02-01

「頭痛の日」

 
 「頭痛の日」は、毎年2月2日と2月22日にあります。

 慢性頭痛に悩む人たちで結成した頭痛撲滅委員会が、頭痛の辛さと悩みを世の中に訴える日として、2001年2月2日に制定したものと、日本頭痛協会が、頭痛に関する 知識の普及啓発などを目的として、2012年2月22日に制定したものがあります。

 現在15歳以上の3人に1人が頭痛持ちと言われるほど、頭痛に苦しんでいる人は多いようです。
 二日酔いや風邪が原因の日常的な頭痛もありますが、約80%が一時性頭痛です。
 一時性頭痛とは、「頭痛持ちの頭痛」で、大きく3つに分けられます。

 片頭痛
 原因:脳の血管が急に拡張することで、神経が刺激され痛みが起きる。
 症状:女性に多く、「頭部の片側がズキズキ脈打つような」痛みがある。
    吐き気を伴ったり、光、音、臭い、気温の変化に敏感になる。

 緊張性頭痛
 原因:首、肩回り、側頭部の筋肉が緊張した結果、血流が悪くなり痛みが起きる。
 症状:「後頭部が締め付けられるような」鈍い痛みがあり、めまい、だるさが伴うこともある。

 群発頭痛
 原因:目の後ろを通過する頭の血管が拡張することで起きる。
 症状:若い男性に多く、「目の中をドリルでえぐられるような」激しい痛みがある。
    目の充血や、涙、鼻水などが出ることもある。
    一定の期間集中して起こり、一度起こると、しばらくの間(1ヶ月から2ヶ月)毎日続く。

 一時性頭痛以外に二次性頭痛があります。
 二次性頭痛とは、「原因のある頭痛」と呼ばれるものです。
 原因が治れば頭痛は大幅に軽減または消失します。
 二次性頭痛には生命にかかわるものがあり、「くも膜下出血」が代表的なものとして挙げられます。

 くも膜下出血
 原因:約80%が脳動脈瘤の破裂によって起きる。
 症状:「後頭部をハンマーで殴られたような」我慢できない強烈な痛みがある。

 以下のような頭痛は二次性頭痛が疑われますので、早めに医療機関を受診しましょう。

 ・突然の頭痛、今まで経験したことがない頭痛
 ・いつもの頭痛と様子が異なる頭痛
 ・頻度や程度が増していく頭痛
 ・50歳以降に初めて起こった頭痛
 ・麻痺やしゃべりにくくなったり、歩きにくくなったりするなどといった症状を伴う頭痛

 また、片頭痛や緊張性の頭痛などの一時性頭痛も、苦痛に感じたり、日常生活に支障があれば受診しましょう。

 まずは自分の頭痛を正しく理解することが大事です。
 かかりつけの先生に相談や、脳神経外科や神経内科を受診して正確な診断と正しい治療を受けるようにしましょう。

                 


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